「嘘も方便」なんて、諺があるように、時にはウソも必要なのは確かです。
でも、ウソをつかれて良い気はしません。
悪意のあるウソだった場合は、後々トラブルになることもありますから、早めにウソを見抜かないといけませんね。
今回は、そんなウソの見抜き方と対処法について、紹介します。
みんなウソをつく!?
あるアンケートによると、男性は1日に6回、女性は1日に3回ほど、ウソをつくという結果が出ています。
ビジネスとなると、社交辞令も当然必要になりますし、恋愛面でも相手に少しでも好印象を与えようと、ウソをついてしまうこともあると思います。
まだ無邪気な子供だって、イタズラをしてしまって、親に怒られたくないからウソをつくこともありますからね。
大人が自己防衛のためにウソをつくのなんて、当たり前のことなのかもしれません。
ウソの見抜き方
・男性の嘘のつき方
まず男性ですが、男性がウソをつく時は、目を逸らす傾向があります。
それは単純に本心を悟られたくないから。
「目は口ほどに物を言う」なんて言いますからね。
いくらウソを誤魔化そうとしても、目が泳いだりしますから、そのちょっとした変化で、分かってしまうものです。
・女性の嘘のつき方
反対に、女性の場合は、目を合わせる傾向があります。
「これ以上、もうその話題には触れないで!」と何とか、ウソを通そうと視線を逸らす男性に対して、女性はガッツリ視線を合わせてくるわけです。
女性は、その辺は上手なんですよね。
どうすればバレないか?を、しっかりと考えた上で行動しますから。
こんな行動は怪しい
他にも、口元や鼻に手がいく場合も、怪しいようです。
男性の場合だと、何度もネクタイを直したりする行動も、ウソがバレないかという不安の表れと考えられています。
ただ、男性からの意見になりますが、女性って本当にウソが上手いと思います。
以前、彼女に浮気をされたことがあるんですけど、全く気付きませんでした。
女友達が家庭の問題などで、いろいろと悩んでいるという話は聞いていて、「心配だから、○○ちゃんの家に泊まる」なんて言っていたんですけど、結果男性と一緒だったことがありました。
その時も、表情も行動も何一つ怪しいところはありませんでした。
単に私が鈍感なだけかもしれませんけど…
ウソをつかれた時の対処法
では、嘘をつかれた時は、どのように対処すれば良いのでしょうか?
結論から言うと、酷いウソなら注意して、軽いものならスルーするということです。
誰しもウソってついちゃうものです。
最初にも述べましたが、社交辞令ってありますよね。
「今度、飲みにでも行きましょう!」「良いですね、是非!」なんて会話があっても、飲みに行くなんて、全くない…
こちらから誘うこともないし、相手から誘われることもない…
そんなこと、よくあると思います。
人間関係を考えたら、「遠慮しておきます!」「結構です!」なんて言えません。
本音と建前
友達に恋人を紹介されて、「え~こんな人がタイプなの?」と内心思っていても、「すごく素敵な人だね!」なんて言う場合もあると思います。
もし、「全然、可愛くないね(カッコ良くないね)!」なんて言ってしまったら、友達は当然、怒ると思いますし、その後の友情にもヒビが入ることは間違いありません。
自分だって、社交辞令とかお世辞かもしれないけど、本心とは違うウソをついてしまうこともあるわけですから、相手がウソをついたとしても、それで怒っていても仕方がありません。
ウソにも良いウソと悪いウソがあります。
自分のことを騙そうとするようなウソなら、慎重に対処しなければいけませんけど、相手を思いやってのウソは責めることもできませんから。
喜ばれる嘘
数年前ですが、友人が彼女にプロポーズをすると決心して、サプライズを考えていました。
今時の「フラッシュモブ」ほど盛大なものではありませんでしたけど、友人数人で協力して、大成功!
無事に結婚して、今でも幸せにやっています。
その準備の際に、当然彼女には内緒な訳ですから、いろいろ打ち合わせする時は、「残業になった」と言って、私たちと会ってました。
それもウソと言えば嘘ですよね。
でも結果的には、彼女も泣いて喜んでくれた訳ですから、良いウソだしついても仕方がないウソだったと思います。
激怒させてしまう嘘
反対に、別の友人の話になりますが…
当時、付き合っていた彼女の誕生日プレゼントを買おうと思っていたけど、初めての恋愛だったので、何を買えば良いのか?分からなかったんですね。
共通の女友達に、一緒に買い物に行って欲しいと頼んで行ったようなんですけど、当然彼女には内緒にしてますから、「男友達と出掛ける」と言っていたんです。
それをたまたま彼女が見掛けてしまって…
彼女は大激怒です!
「誕生日プレゼントを買い行くのを付き合ってもらっただけ」と言い訳しても、「何でわざわざ女と一緒に行く必要があるんだ?一人で行くか男友達と行けば良いでしょ?」と責められまくり。
その子とは、友達ではあったんですけど、あんまり彼女は好きじゃなかったようなんです。
理由はなんであれ、自分の彼氏が他の女と一緒に買い物しているところを見てしまって、ショックだったんですね。
結果、別れることになってしまいました。
こちらも、プレゼントを買うという彼女のことを考えた上でのウソだったんですけど、結果的にはついてはいけないウソになってしまいました。
自分の気持ちに素直になる
人間関係を成り立たせるためには、時にはウソも必要ですが、信頼関係を築くためには本音でぶつかり合うことも大切です。
そうなると、どこまで自分の気持ちを出して良いものか?ここは我慢しないといけない!など、本当に難しいと思います。
相手のためを思っての嘘でも、相手を傷つけてしまうこともありますし…
でも、あれこれ考え過ぎても、上手くいくこともダメになってしまいますから、その場その場で自分の気持ちに素直になるのが一番なのかもしれません。
自分の直感を信じる!ってことでしょうか…