会話の基本~話題が見付かって、いくらでも会話は続けられる


口下手だったり、人付き合いが苦手な人は、よく

何を話せば良いのか分からない

どんな話題なら、盛り上がるのか・・・

そんなことを気にすると思います。



実際、私も以前はすごく気にしていました。

気にし過ぎ!というくらいだったかもしれません。


口下手を克服して話上手になるための秘訣!その1


こんなことを言って大丈夫かな?

こんなことを聞いたら、失礼かも

全然、思い浮かばない・・・

そんなことが頭の中を、駆け巡っていました。



そのまま、会話に参加できずに、他の話題になってしまったり

でも、その場合はまだマシなんですよね。

数人でいて、他の人は会話が盛り上がってて

その話題に入ることができなかったとしても

適当に、へ~、ふ~んとか言いながら

笑ってれば、時間は過ぎていきますし

なんとか、誤魔化すこともできます。



厳しいのは、人と2人きりでいて

何の会話もないような時です。

シ~ンと静まり返ったまま

ただ、気まずい思いをするだけなんですよね。

会話の基本は、とても簡単なこと

では、そんな時にどうすれば良いのか?

私も、このことを知ってから

すごく気持ちが楽になって

あれこれ考えることも少なくなりました。



それは何か?

自分の意見を言って、相手の意見を聞く

ただ、それだけなんです。



私は、こういうふうに思うんだけど

あなたは、どう思いますか?

ってことです。



一般的な雑談で、使われるのは天気の話ですけど

今日は暑いですね

そうですね、参っちゃいますね

そんな会話があると思いますけど

今日は暑いですね

という言葉は

私は、今日、暑いと思ってるんですけど

あなたは、どう思いますか?

という意味合いがありますよね。



それに対して、相手は

私も暑いと思います

と答えているわけです。



たかが、天気の話ですけど

私:でも、暑いのは嫌ですけど、夏って好きなんですよね

相手:私は、夏より冬の方が好きですね

私:寒いのが苦手で、家に籠っちゃうんですけど

  スキーとかスノボーとか行くんですか?

相手:そうですね、毎年〇〇にまでスキーしに行ってます

とかいくらでも、話は続けられます。



要するに

まず自分のこと、自分の意見を話しなさい

ということです。



職場の同僚との会話で盛り上がるのって

上司の愚痴とかではありませんか?

例えば、すごく嫌味ばかりで、あまり好きじゃない

上司のAさんという人がいたとします。



同僚から、Aさんのこと、どう思う?

と聞かれた場合、いろいろ警戒しませんか?

ヘタに悪口言ったら、言いつけられるかも

なんて、不安になって本心なんて言えませんよね。



厳しい人だとは思うけど、間違ったこと言ってないし

上司として、みんなをまとめようとしてくれてるんじゃないかな

なんて、当たり障りのないことしか言えないと思います。



でも、これが

この前、Aさんにこんなこと言われて

自分がミスった時は、笑って誤魔化すのに

俺がミスったら、ネチネチ嫌味を言ってきて

おかしいと思わない?

みたいな感じであれば

そうだよね

俺も、この前さぁ・・・

なんて展開になると思います。



会話の内容や話題なんて、何でも良いんです。

盛り上るか、盛り上がらないか

なんてことは、話をしてみないと分かりません



こんな話題は、ダメだよな

なんて思っていることでも

意外と、相手も興味のある内容かもしれませんよね。



会話の基本となることやルールのようなものを理解して

話をしてしまえば、いくらでも話題は見つかりますし

話も続くようになるんです。

ちょっとした会話でラッキーな展開も!

つい先日のことですけど、女子社員と会話した際に

私:休みの日って、家でボーっとしてることが多いんだけど

  女の子だと、買い物とかすごい行きそうだよね

女子:そうですね、目的がなくてもプラプラするのが好きなんで

私:でも、日曜とかどこ行っても混んでない?

  人混みが苦手なんだよね

女子:確かに、カップルなんか見かけちゃうと

   一人でいるのって、虚しいですよね

私:じゃあ、今度、一人で買い物は寂しいから

  後ろから、付いていこうかな

  買い物の邪魔はしないから

なんて会話があったんですね。



たまたま、その子が部屋に置くラックが欲しくて

配送料は勿体ないし、持って帰るのは重いし

と悩んでいたようで。

結局、一緒に買い物に行くことになりました。

完全な荷物持ちですけど。



自宅まで運ばなきゃいけないわけですから

一人暮らしの女性の家にお邪魔して

組み立てまでして、お礼にと夕飯までご馳走になって。



最初は、他愛もない会話で

冗談で言ったことがキッカケで

楽しい休日を過ごせることになったんですね。



いつでも、こう上手くいくかは分かりませんけど

会話なんて、話をしてみないと分からないことばかりです。

まず、自分の意見を話すことを意識していけば

いつの間にか、会話を楽しめるようになるはずですよ。