女性を前にすると、どうして良いのかも分からず、何も言葉が出てきませんでした。
恐怖心と言ったら、大袈裟かもしれませんけど、それくらい苦手でしたね。
そんなんじゃ、彼女どころか女友達だって、できるはずないんですよね。
唯一、同年代で話せる女性というという従姉くらいでした。
学校だろうがバイト先だろうが、一言二言話すのが精一杯。
会話が弾んで、冗談言って笑って楽しいお喋り、なんてものは、全くできませんでした。
小学6年の時に好きな女子がいて、その子と少しだけ話をした時があったんです。
緊張してしまうし、あまりにも恥ずかしくて顔も赤くなり耳まで真っ赤になってしまったことがありました。
周りに冷やかされて、嫌だったんですよね。
すぐにトイレに逃げて、鏡を見たら、すごく真っ赤になっていて、自分でも情けなくなりました。
もともと女子と話すのが苦手でいて、そんな経験をしちゃったものですから、なおさら苦手意識が強くなってしまったんですね。
同級生で毎日、顔を合わせている子ですら、まともに話せませんから、初対面なんて言ったら、もうお手上げです。
女性との会話も緊張もせず平気になれた！
ただ、ずっとそんなんじゃダメだとは思いました。
面白おかしく話せなくても、少しくらい会話はできないと、苦労するだけと思いました。
ネットで探したら、女性を口説くとか惚れさせるような会話テクニックなんてものは、たくさんありました。
でも、自分の場合は、そんなのを覚えたところで、無意味だと思ったんです。
友達としてで良いから、普通に話せるようになりたかったんですね。
そうしたら、こんなものがありました。
これなら、人付き合いが上手くいくような会話テクニックが学べそうだったので、これにしました。
まずはマインド面からですけど、「そうか！」と思えるようなことが書かれていました。
ダメダメ男から、気持ちの面だけでも前向きになれました。
それから実際の会話について、学びましたけど、これまた「へ～なるほどね！」と思えるものばかりでしたね。
問題は、覚えたところで実践に移せるかどうかです。
正直言いまして、最初から上手くはいきませんてました。
ずっと苦手意識がありましたから、すぐに会話が盛り上がるなんて無理な話です。
何度か挫折しそうになりましたけど、踏ん張りました。
そうしたら、話せるようになったんです。
少しずつですけど、話せるようになって、今では友達と言ってくれる女性もできました。
彼女は、まだできてませんけど、苦手意識もなくなったことが大きな進歩ですから、自分でもかなり自信がつきました。
今まで女性との会話なんて、ほぼゼロだったのが、ちょっとかもしれないけど緊張することもないし、初対面でも話せるようになって、本当に良かったです。
今は、ウキウキした気分で、毎日楽しいです。
