女性と、もっと仲良く楽しく話をしたいと思っていましたけど、全くもってダメでした。
せっかくのお喋りタイムなのに、まともに話せず、会話は盛り上がらない…。
緊張し過ぎて、目を見ることもできません。
いったい、どうしたら緊張もせず、楽しく話せるのか知りたかったです。
「変に意識しているからダメなんだ」というのは、自分でもよく分かっています。
でも、話せないんですね。
小学生や中学生の頃も、全く女子からモテるような男でもなかったし、やっぱり「少しでもカッコ良く思われたい」とか、「優しいとか好印象を持ってもらいたい」というような思いがありました。
変にカッコつけてしまっているだけなんですけど。
言葉に詰まって、何も出てきません。
そうなると「俺くんって全然、喋らないよね~」なんて言われる始末。
それでも「寡黙な人」という印象だったら良いんですけど、「つまらない男」と言われてしまうと、ガッカリですし自分に自信なんてものも持てません。
喋ろうと思っても、全然話が盛り上がらないし、目線をどこに置いて良いのかも分からないで、変に目が泳いでしまったり、そんな経験ばかりしていると、「また、話が途切れて沈黙になるんじゃないか?」「オドオドしてしまうんじゃないか?」と不安になってしまって、ただ挙動不審になってしまうようなこともありました。
仲の良い男友達は、女性相手でも平気で話すんですね。
以前、相談したところ「恥ずかしいと思っているからじゃないの?」と言っていました。
「恥ずかしい気持ちってないの?もし好きな人と話すことになっても気にならない?」と聞くと「全く恥ずかしいとかないね。好きな人と話せるなんてチャンスとしか思わないね」と言ってました。
「すごいなぁ」と思いつつ「自分は、そんな風にはなれないだろうなぁ」と改めて、自分の情けなさがイヤになりましたね。
最高の会話教材を知ることができました!
就職が決まった職場は女性社員が多いところでした。
仕事が決まったという嬉しさがある反面、不安も大きかったです。
「入社式までには、なんとかしないといけない」と決心しました。
そこで、最初は女性との会話が盛り上がって好印象を与えられるような恋愛テクニックを学んでみました。
でも、ダメでした。
私には難しかったというか合いませんでしたね。
そこで次はこれだ!と思って、学んだのはこちらです。
こちらの方が、恋愛云々というより、会話全般のテクニックだったので、良かったかもしれません。
それからは顔見知り程度の女性に、頑張って話し掛けてみたり、友達の彼女さんに話し相手になってもらったりして、段々と話せるようになっていきました。
もちろん、すぐに!ってことではありませんでしたけど、焦る気持ちを抑えて、少し実践していった結果です。
話せば話すほど「女性との会話」というものにも慣れてきて、会話を引き出して話題を広げて、楽しく会話ができるようになっていきました。
少ししてから、友達の彼女さんと会った時には、「すごく話しやすくなったし明るくなったね」と言ってくれました。
自分でも、かなり変われた感じがしていたので、改めて自信が持てるようになりましたね。
その後、無事に入社式を迎えることができました。
初対面の女性相手となると、全く緊張しないで話をするのは難しかったですけど、だんだんと話せるようになって、男女問わず先輩とも同期とも、仲良くなれました。
自信が持てるようになったことで、相手の目をしっかり見て話しができるようになりましたし、女性とのお喋りというものも、気持ちに余裕を持ちながら楽しめるようになりました。
人に好かれる会話術を知っていなかったら、今頃職場にも馴染むことができず、辞めてしまっていたかもしれません。
女性とのコミュニケーションはもちろんのこと、人間関係を良くするための最高の教材だと思います。